転職回数2ケタの私でも得られたこと
私は昔から仕事が長続きしなくて、それも悩みの一つであった。
正社員、バイト、パート、派遣、どの時代も含めると、
10~20回くらいは転職を繰り返してしまっている。
お恥ずかしいお話である。。。
主に医療系が長続きしたが、今はそれとはまた別の仕事をしている。
ほんとに様々な仕事に片足突っ込んではすぐ消え去ってしまった。
医療系、販売、事務、工場、倉庫、清掃、などなど。。。
精神的にもすぐ疲れてしまう性質で、飽き性な性格でもあるし、
1つのことを極めるといったことがほんとに苦手であった。
あと、少人数の職場が多くて、人間関係も大変なことが多かった。
自分と気が合う方とご一緒できれば天国だが、
仕事はいつもそういった環境ばかりではない。
いつも短期間で辞めては、焦りからすぐさま次の仕事に就き、
またすぐ辞めてしまう。。。の繰り返しだった為、
常に1からのスタートを繰り返していたからか、
なんだかいつの時代も疲弊していたように感じる。
自分に合った職ではなかったのかもしれない。
ほんとは、これだけはなんだかんだいってこの仕事は続いています。
のような人生が送りたかった。
と、これだけ転職を繰り返していたら、自分にも自信がなくなるし、
人生の終盤に、
「なんだかんだいろんな仕事をしてきたけれど、どれも自分には向いてなかったや。。(笑)」
なぁんて開き直ってしまおう。とも覚悟していた。
とまぁ、マイナスな事しかなかったように思えたが、
歳を重ねてきたおかげもあるのか、
転職回数では負けを知らない私にも、
それなりに得たものはあった。
まず、
◎転職を繰り返したことによって、はじめましての場数を踏んだことにより、人見知り緊張しがちな私でも、現在、新しく複数人とはじめまして~となる場でも、全く緊張しなくなった。
特にべらべら喋るわけではないが、その場の空気感にやられなくなった。
むしろ、ちょっとくらい緊張感を醸し出すような意識が必要となった。
◎様々な職場に顔を出したことにより、人を見る目が養われた。
いろんなタイプの人がいるが、このタイプの人にはこう対応したほうが良いかな?っていうのが、様々な人と会えたことにより、早い段階で分かるようになった。
◎そもそもの人に対しての緊張感がほぐれたせいか、よく周りを見れるようになった。視野を広げる余裕ができた。
おかげで、今相手が何を仕事上で欲しているか、
普段の会話でも、今相手にどんな言葉を投げかけたら相手が喜ぶか、
また会話の流れで欲していた言葉を伝えることができるようになった。
とまぁ、さまざまあるが、
何が最後に言いたいのかというと、
何かしら行動を起こし続けて、
人とふれあっていれば、
こんなポンコツな私でも、得られるものはある。
身に付けられるものはある。
そこから何を学んだかで、次に繋げられるものはあるはず。
雑草魂で頑張ってきたおかげで、
現在、割と居心地の良い職場で働かせてもらっています。
こんなこともあるんだなぁ。。。