不幸になる考え方 ~私の場合~
世の中には不幸になる考え方というものがあるらしい。
人から言わせると、私の場合は
自分の考え方の癖
自分のこだわり
人から言われても直せない頑固な部分
などなどらしい。
最近なるほどと思ったことがあった。
仕事に取り組むときの考え方と、自分の評価との関係である。
現状、会社からの私の評価は、
普段の業務に加えて、他の人には任されない業務も任されていることもあり、おそらく信頼はされているだろう。
ふつうはここで、自分が思う自分の評価はまずまず良いだろう。
と、思ってアイスでもぺろりとたいらげて、眠れば良いものの、
私の場合、ここからが一癖ある。
でも、
「自分的には、他の人より業務のスピードが遅いから、ダメなんだ!!」
と、自分へのダメ出しをし、順位が出る成績表をみて落ち込む。
こうしてこの出来事を人ごとのようにしてみると、
まぁなんて不幸体質な考え方だろうか。。。
と思う。
まさに、自分のこだわり、頑固な部分である。
幸せに眠れる考え方ではまずないな。
何が言いたいかというと、
自分軸(自己評価)にこだわり続け(スピードが遅いからダメという考え方)、
他人軸(他者からの評価)をないがしろにする。おろそかにする。受け入れない。
という構造になっていたのである。
よく、「自己肯定感を上げるには、他人軸ではなく自分軸で考えましょう」とあるが、それを忠実に守っていたばかりに、考え方が偏ってしまっていたのだ。
確かにその考え方は嘘ではないが、
要は
自分軸と他人軸とのバランスで、自己肯定感は保たれる場合もあるのだ。
何事も、「こうしたほうが良いよ」とアドバイスの書いた本などあるが、
時と場合、この時は当てはまる場合もあるが、私には当てはまらない場合もある。
と、
すべてをそっくり受け入れるのではなく、その時その時、自分で考えこれは受け入れようと、選択していくのが大事である。
つまり、私の場合は、他者からの評価(会社からの信頼)があるから、
自分の評価(スピードが遅いからダメ)はそれほどこだわらないで、
できることを伸ばしていったほうが、ひとまず今は幸せにアイスを食べられそうだ。