繊細女子物語 それでも人の役に立ちたい!!

HSP主婦。自身のいろんな悩みと向き合ってきました。この経験が誰かの悩みを少しでも軽くできますように。。

「ふつうに生きる」ことの難しさ

「ふつうに生きる」って奇跡の連続だと思う。

あたりまえの毎日なんて、1日もない。

奇跡の積み重ねが日常だと思う。

 

特に最近大きな出来事があったわけではないが、昔を振り返ると、確かにそう思う。

 

私はとくに体に障害があったり、日常生活を送るのに特段困ったことはなかったが、

さいころから、

「なんでみんなと同じように〇〇ができないんだろう。」

と、よく思うことが多かった。

なんでみんなと同じように、普通に会話できないんだろう。

なんでみんなと同じように、笑えないんだろう。

なんでみんなと同じように、進学できないんだろう。

なんでみんなと同じように、仕事ができないんだろう。

なんでみんなと同じように、考えられないんだろう。

 

なんでみんなと同じように、振舞えないんだろう。

 

今考えると、苦しくてしかたなかったな。。。

 

学生時代は比べる人が多くて、嫌でも比較してしまっていたのかも。

自分が想像する「世間のふつう」に少しでもずれるのが怖かったな。

でも「ふつう」にしなきゃってこだわっていたら、

なんだか今度は「ふつう」ってなんなの!?

なんで「ふつう」に沿わなきゃいけないの!?

なんて疑問も湧いてきたりして。。

 

昔は「ふつうに生きる」ことにこだわりすぎていたな。

もちろん、「ふつうに生きる」ことが絶対ダメなわけではないし、それがあるとスムーズに生きられるときもある。

 

でも、歳を重ねたら、あまりそれにこだわらなくてすむようになったな。

 

「ふつうに生きる」をちょっぴり諦めたら、

自分の人生、生きやすくなったな。

 

こだわりを手放すと、少し楽になることあるよね。。

 

歳を重ねるってマイナスに捉えられやすいけど、私は歳を重ねるごとに、自分のことが理解してあげやすくなって、生きやすくなってきている。

 

だからより、「ふつう」でいることの難しさや、尊さ、素晴らしさが分かるようになってきている。

 

同じような毎日も、奇跡の連続。

それを継続させてくれているのは、周りの人や自分のおかげ。

今には戻れない。

そう思うと、少しは1日1日が愛おしく感じられるかな。。